残りの回数
2012年 05月 13日
母の日。
普段は面と向かって言わないが、今日ぐらいは「ありがとう」と伝えた。
年に1回しかまともに感謝の気持ちを伝えていないということは、
母親の年齢から考えると、あと30回も伝えられたら
良い方なのではないかという気がする。
近頃は、残りの回数というものが、
僕は気になって気になって仕方がない。
何をするにしても「あと何回?」という疑問がぐるぐる頭の中で廻っている。
あと何冊、本を読むことができるだろう。
あと何回、あの人に会うことができるだろう。
あと何か所、世界を旅することができるだろう。
あと何文字、こうして自分の言葉を書くことができるだろう。
そうして自分の、あるいは自分に関わる誰かの残り時間を計算し、
そこから残りの回数を割り出してみると、その数は驚くほど小さかったりする。
小さな数たちが時間のケージの中をひしめき合い、
それぞれが少しでも多くの場所を確保しようと躍起になっている。
大きくなったり小さくなったり、増えたり減ったり。
そうして微小な数に細切れにされた人生を目にして、僕は急に不安を覚える。
面倒くさがったり、恥ずかしがったり、怖がったりしてる場合じゃない。
早くしないと死んでしまう。
何にも知らないままに、何にも残さないままに。
母の日。
もしまだ何も伝えていない人がいれば、電話の1本でもかけてみたらいいと思う。
「あと何回?」と、指折り数えながら。
普段は面と向かって言わないが、今日ぐらいは「ありがとう」と伝えた。
年に1回しかまともに感謝の気持ちを伝えていないということは、
母親の年齢から考えると、あと30回も伝えられたら
良い方なのではないかという気がする。
近頃は、残りの回数というものが、
僕は気になって気になって仕方がない。
何をするにしても「あと何回?」という疑問がぐるぐる頭の中で廻っている。
あと何冊、本を読むことができるだろう。
あと何回、あの人に会うことができるだろう。
あと何か所、世界を旅することができるだろう。
あと何文字、こうして自分の言葉を書くことができるだろう。
そうして自分の、あるいは自分に関わる誰かの残り時間を計算し、
そこから残りの回数を割り出してみると、その数は驚くほど小さかったりする。
小さな数たちが時間のケージの中をひしめき合い、
それぞれが少しでも多くの場所を確保しようと躍起になっている。
大きくなったり小さくなったり、増えたり減ったり。
そうして微小な数に細切れにされた人生を目にして、僕は急に不安を覚える。
面倒くさがったり、恥ずかしがったり、怖がったりしてる場合じゃない。
早くしないと死んでしまう。
何にも知らないままに、何にも残さないままに。
母の日。
もしまだ何も伝えていない人がいれば、電話の1本でもかけてみたらいいと思う。
「あと何回?」と、指折り数えながら。
# by fernrohr1 | 2012-05-13 22:47 | Trackback | Comments(0)








